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経営計画で収益が改善するか: 経営計画の意義

経営計画で会社の業績が改善するのでしょうか。にわかには信じがたい話です。ここでは経済団体の調査結果をご紹介します。

皆さんは経営計画といえば何を思い出すでしょうか。特に経営計画、中期経営計画と言えば、株式を公開している会社が株主や投資家に対して発表するものが有名です。大きな会社になれば 1000人も入れるようなホールを貸し切って計画発表会をしていることが、TVなどでもよく報道されています。

これは株主・投資家向けですね。実際に業績への影響はどうでしょうか。下のグラフは、ある経済団体が経営計画の影響について調査を行ったものです。結果として達成確認までを行うと、凡そ25%の経営者が増収になったという結果になりました。


この調査では、経営計画の活用について、1.作成のみ、2.社内公開、3.達成確認の3段階に分けているところです。当然、経営計画の活用が進めば進むほど、良い影響があると言えます。売り上げ増加に対する影響を見ると、「作成のみ」に比べて「達成確認」を約2倍弱の影響があるという結果です。

調査結果で興味深いのは経営計画が人材育成に効果があると答えた割合が多いことです。経営計画が社員研修の代わりになるのでしょうか。或いは、社員のモチベーションや責任感を向上させたりするのでしょうか。売り上げ増加に比べて、約2倍の答えとなっています。

金融機関に対してはやはり達成確認までをしっかり行うと大きな好影響があるようです。計画の達成度と予実対策を行うことが、有言実行の印象を与えるのでしょうか。

調査結果から、経営計画は達成確認までを行うと、売り上げ増加にとどまらず、人材育成や金融機関との関係改善にも効果があるようです。




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